中央大学アメリカンフットボール部

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【Before the Huddle 対談インタビュー第3回】

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【対談インタビュー第3回】
4年 トレーナー 酒井 遥香、4年 マネージャー中西 雅泉

Q. ラクーンズに入部したきっかけは

酒井遥香:

大学4年間何かに打ち込みたかったからです。
高校3年間部活も、バイトも、勉強もしていなかったので、振り返ってみると何も残っていないと感じました。その分、大学では何かに打ち込みたいという想いがあったので、部活に入ろうと決意しました。沢山の部活の中でアメフト部を選んだ理由は、人があまりやったことがないことに挑戦したいと思っていたからです。他の部にはあまりないトレーナーの組織がラクーンズにはあるという点に惹かれ、入部を決めました。

中西 雅泉:

大きく二つの理由があります。一つ目はチームで一つの目標に向かって頑張るという経験をしたかったからです。もう一つは当時のラクーンズの先輩方に惹かれたからです。
私は中高時代、陸上部に所属していたため、自分の記録更新のためにひたすら練習に励む6年間を過ごして来ました。そして、大学では公認会計士の資格を取ろうと思い、入学しました。新入生ガイダンスの帰り道、たまたまラクーンズの先輩方から勧誘を受け、掲げた目標に向かって自分自身と戦うだけではなく、チームで一つの目標を目指して頑張るという経験をしてみたいと感じました。
また、練習見学に行った際に、グラウンドで活動されていた先輩方の姿に惹かれ、最終的にラクーンズへの入部を決意しました。

Q. マネージャーとトレーナーを選んだ理由は

酒井遥香:

他部にはあまりない組織であるという点と、選手と同じ熱量で部活に取り組んでいるトレーナーの姿がある点に惹かれたからです。
グラウンドに見学に行った際、選手への指導やグラウンドで能動的に動いているトレーナーの先輩方を見て、今まで自分が思ってきたスタッフ像と違うということを感じ、自分もこの組織で一緒に活動したいと思いました。
私が入部してから4年経った今でも、トレーナーの中で選手と同じ熱量を持って、頑張っている人が沢山いると感じています。

中西 雅泉:

酒井が先程言ったことは、私も学年が上がるにつれて、より感じるようになりました。下級生の時は目の前にある仕事に取り組むことで精一杯で、周りを見る余裕があまりありませんでした。しかし、学年が上がって経験が増えることによって、少し心に余裕ができると一部員として熱い気持ちを持っている人が多いというのを同期からも、後輩からもより感じるようになりました。私がマネージャーを選んだ理由は、日本一を目指しているチームの基盤を支える仕事に深く関わってみたく、その中でも会計のユニットに入りたかったからです。会計ユニットは、組織運営において必要不可欠な存在の1つであり、重い責任のある業務に携わることができる点に惹かれました。

インタビューアー:

はるかさんはトレーナーの仕事の中でどの仕事に一番惹かれましたか。

酒井遥香:

入部した頃は仕事に詳しくなかったですが、見学と体験会に行った時、4年生の先輩が練習を仕切っているのを見て、仕切りをやりたいと思いました。選手の前に立ち、練習の時間を管理して、その人次第で練習が進んでいくという点と、責任が重いところに惹かれ、自分もやってみたいなと思いました。

Q. マネージャーとトレーナーの強みや魅力は

中西 雅泉:

日本一を目指す環境があるという点がラクーンズの一部員として誇りに思えるところでもあり、マネージャーの魅力としても伝えられると思います。また、マネージャー特有の魅力だと強く思うところは、色んな仕事のプロセスの中で、沢山のサポーターの方々を含め、多くの大人の方に関わることができる点だと思います。
選手に最高のプレー環境を提供するための準備が大きな仕事として挙げられます。それに加えてマネージャーは外向きの仕事も多いので、実際グラウンドに来て練習している選手、コーチ、スタッフだけではなく、色々な方々の想いに触れられるという点がマネージャーの大きな魅力だと思います。

酒井遥香:

トレーナーはスタッフとして、チームを支える側にいますが、勝利に直接繋がる働きかけができるという点で魅力的だと思います。試合でタッチダウンやキックを決めるのも、インターセプトをするのも選手ですが、そこに至るまでにどれだけご飯を食べたとか、どれだけトレーニングしたかとかを管理しているという点で見ると、選手の近くですごく重要なサポートをしていると思います。
また、選手と同じくらい日本一に対して貪欲な人が多いというのが今のトレーナーの組織の強みだと思います。日本一のために自分で何ができるのか深く考えている後輩が沢山いるので、気持ちの面では選手に負けていないと思います。

Q. お互い尊敬するところ

中西 雅泉:

トレーナーは、選手の一番近くでサポートする役割を担う中で、常に改善していくという点を尊敬します。
4年になり、これまで以上にトレーナーの活動を深く知る機会が増えましたが、新たな知識の習得や、選手の取り組みの数値化など、沢山の仕事において、現状に満足せず、常に改善している姿勢がよく見えてくるとともに、私自身、非常に刺激を受けています。酒井遥香マネージャーは、マネージャーにしかできない仕事をやっていると思います。
そこは少し羨ましいなと思っています。トレーナーはそれぞれ勉強をしていますが、結局行動に移すのは選手であり、選手もある程度の知識はあるので、選手に敵わないなと思ってしまう時もあります。また、トレーニングを教えたりすると結局選手の方が上手くできるので、トレーナーとしての限界を感じる時もあります。
しかし、マネージャーはコーチも選手もトレーナーもできない仕事を持っていて、その道のプロとして働いているので、その点をすごく尊敬します。

Q. 去年と変わったところ

酒井遥香:

型にはまった考え方をしないようになったと思います。
今まではただ先輩に言われた通り動くだけだったのですが、今は1年から4年まで学年関係なくみんなで考えて動けるようになったと思います。その結果、去年まで当たり前にやってきた取り組みをなくしたり、今までやってこなかったことを新しく始めたりしています。去年に比べてトレーナーの一人一人が一部員として意識をより強く持って考え、動けるようになったと思います。

中西 雅泉:

今年は新しい人材がいないということで、試合で勝つために何が最低限必要なのか深く考える機会が増えたと思います。マネージャーの組織はすでにあるものを取り組み次第で10でも100でも広げていくことができるユニットですが、その良さを残しつつ、マネージャー全員が改めて本当に勝つために必要なものが何かという根本の部分を各々深く考えるようになったと思います。

Q. これからの組織の方向性

酒井遥香:

トレーナーのスタンダードを常に上げていく組織になりたいと思います。
O Gの方が残して下さったデータや書類をたまに見ると、昔より取り組みが甘いと思うところもあり、今のほうが進歩しているなと思うところもあるので、そういうところを、これから人数が増えても変動せず、ラクーンズのトレーナーのスタンダードを常に上げていける組織にしたいと思います。今後自分が抜けた後、人数が増えても現状に満足することなく、1人1人が意識を強く持ってやっていくことが必要だと思います。
トレーナーのスタンダードはずっと上がり続けていくと思います。

中西 雅泉:

チームの勝ちのために自分に何ができるのかをこれまで以上に深く考えて行動に移すことができるようになると、より良い組織になると思います。
そのためには、日本一になりたい、そのためにこれをやるということを1人1人が強く意識し、マネージャーのスタンダードを上げていかなければならないと思います。これからも短期的ではなく、長期的に物事を見て、考える姿勢を私含めてみんながもっと持つことができるようになれば、より良い組織になると思っています。

Q. 日本一に向けて

酒井遥香:

4年になってからは、日本一になれるなら、自分がどう思われても、どれくらい仕事が多くてもいいと思うようになりました。その分、後輩にも選手にもできてないところがあれば、厳しく指摘しています。「日本一になるしかない」という覚悟でこれからの数ヶ月間頑張っていきます。

中西 雅泉:

ラクーンズで日本一になるために4年間という大学生活において多くの時間を割いてきましたが、これまでの取り組みが正解だったということを証明するためには日本一になるほか、選択肢がないと思います。日本一になることができなければ、何も残らないので、最後まで日本一という目標を忘れず頑張るしかないと思います。

Q. 秋シーズンに向けて

酒井遥香:

今年の無観客の試合で、今まで当たり前のようにいつも応援しに来て下さった方々が会場に訪れることができないというのは、自分たちにとっても痛手だと思います。しかし、今年も相変わらずラクーンズを応援している方々がいらっしゃるのは知っているので、その方々が来られない分、結果を残すことで伝えていきたいと思います。スタッフの人数が減ってきているので、試合の運営において少し不安もありますが、選手たちが良いパフォーマンスをできるまでの準備が私たちの一番大事な役割だと思いますので、そこはしっかりしていきます。

中西 雅泉:

今年は色々大変な状況ではありますが、日本一を目指すという目標自体は変わらないです。そのために一試合一試合の勝ちという瞬間において選手がベストパフォーマンスを発揮できるように、マネージャーはマネージャーができる限りの準備を行い、選手に最高の舞台を用意するのができることだと思います。実際試合に出るのは選手ですが、そこまでの準備は考えればいくらでもあると思いますので、そこは今までと変わらず、頑張ります。

O B O Gの方々へ

中西 雅泉:

O B・O Gを含めたサポーターの方々には非常に感謝しています。
私自身、最高学年になってから、よりO B・O Gの方々と接する機会が増え、沢山の方々の想いに触れる機会がありました。今は52期から55期の4学年が所属しているラクーンズですが、今まで色々な方々が作り上げて下さった歴史や、今でも関わって下さる方々がいらっしゃるからこそ、今のラクーンズが存在していると思います。
ラクーンズのサポーター全員の想いを背負って試合で勝つということを成し遂げたいです。ラクーンズの悲願である日本一を達成するために、私は今年のラクーンズの一部員としてできることを全力で頑張りたいと思います。

酒井遥香:

O Gの方々が残して下さった資料をみると、今までこれだけ熱い想いで頑張って下さった先輩が存在していたということを実感します。私たちがその方々の悲願の日本一を達成しなければいけないとすごく感じます。
卒業生の方々が残してくださったものに感謝するとともに、そういう強い想いでやっていった人が今までにも沢山いたと思うと、勇気付けられます。

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