いつもラクーンズへの熱いご声援、多大なるご支援ありがとうございます。
ヘッドコーチの蓬田です。
まず弊部において、大きな事故、事件がなく前期を終えることができましたことを、この場を借りてラクーンズに関わる皆さまに御礼申し上げます。
2018年シーズンの前期につきましては、チーム発足当初から昨年度卒業した有力選手の穴を埋め、それ以上の選手層を形成することを主眼に活動して参りました。今シーズンより参画して頂いている伊藤ストレングスコーチのご尽力や各コーチ陣の熱心な指導、なにより学生たちの自分を超えるという強い気持ちと行動により、チームを着実に前に進めることができたと思っております。
結果として春のオープン戦は1勝4敗となりましたが、それと引き換えに多くの学生日本一への材料を得ることができました。一つに当初計画以上の選手を起用することができ、4月入学した新入生を含めて合計72名の選手が出場致しました。1人1人が試合出場で得た課題と正面から向き合い、Depth争いが進んでおりますので、秋シーズンに向けてチームとしての選手層は確実にUPしていくと思っています。
またこの春は、戦術面ではベーシックな取り組みに注力し、今後の幅を持たせることを意識して参りました。初戦の立教大学戦までの3カ月とその後シーズンを通して、どこまで積み上げるのかと精度を上げ切れることのバランスを取れるかがポイントになると思っております。昨年TOP8最小失点のDEFはより高みを目指し、得点力不足に泣いたOFFはどこからでも得点できる勇気を持ち、KICKはOFFとDEFを確実なフィールドポジションで支え三位一体で、シーズンに望んで参ります。
将来を担う2018年の新入生については、選手、スタッフを合わせて48名が入部し、これにより、選手106名、スタッフ33名、合計139名体制となりました。この成果につきましては、リクルーティング担当の学生の頑張りによるところも大きいですが、36期永田さん、他OBの方々にも多大なご尽力、ご支援を頂きました。この場を借りて、御礼申し上げます。(※新入生情報につきましては8月上旬を目処にHPを更新させて頂く予定です。)
ここまで大きな組織を動かすスタッフについては、4年スタッフが1名ながら3年以下のメンバーをモチベートし、それに呼応する形で3年以下のメンバーが自ら部の運営を推進してくれていることに尽きると思います。選手たちにはそのような環境に感謝し、フィールドで暴れ回ってほしいと思っております。
今週から後期に入り、自分はどのようにチームの目標達成に貢献するのかが磨かれていき、学生1人1人が大きく成長する時期に入って参ります。昨年を見ましても、春から秋にかけての成長度は他チームを上回っていると自負しておりますので、さらに成長、変化したラクーンズフットボールを初戦から皆さまにお見せしたいと思います。
2018シーズンはあらゆる点でフットボール界が注目されるシーズンとなります。そのような中で、我々ラクーンズはチーム理念の元、自分たちにできることに集中し、学生日本一を達成したいと思います。
今後ともラクーンズへの熱いご声援とご支援の程、よろしくお願い致します。
ヘッドコーチ
蓬田 和平