1Q
秋季リーグ第1節、「日本一」達成に向けて必ず勝利したい一戦。明大のレシーブで試合開始。開始早々サードダウンに追い込むが、パスによるロングゲインを許し、直後のプレーでタッチダウンを取られてしまう。(0-7)
中大最初の攻撃は3年WR#13松岡の39ヤードラン、3年WR#11宮澤の18ヤードラン、2年RB#10上村の11ヤードランなどでゴール前まで進むと、最後は1年QB#2小野のランで同点とする。(7-7)
続く、明大のキックオフリターンでロングゲインを許してしまい、テンポよく進まれ5プレーでタッチダウンを取られてしまう。(7-14)
中大の攻撃は反則もあり、ファーストダウンを更新する事が出来ずパントに。ここで、上村のナイスパントと明大の反則も重なり、続く明大の攻撃は自陣1ヤードからとフィールドポジションで優位に立ち1Qが終了する。

2Q
1Qから続く明大の攻撃を3&1に追い込むと、4年DB#7竹田のロスタックルで攻守交代となる。
良い流れに乗り追いつきたい中大の攻撃は、宮澤の23ヤードラン、上村の15ヤードラン、小野から2年WR#8吉原への11ヤードパスでゴール前3ヤードまで進む。最後は上村が押し切り、同点に追いつく。(14-14)
しかし、ここで明大にキックオフリターンタッチダウンを許し、またしてもリードされてしまう。(14-21)
続く中大の攻撃は、小野から吉原への17ヤード、1年WR#15新保への29ヤードと、立て続けにパスを成功し、前進する。1年RB#6山口の19ヤードランでゴール前2ヤードまで進めると、またしても最後は上村がタッチダウンランを決め、同点に追いついた。(21-21)
逆転するために止めたい中大ディフェンスは3年LB#18山岸のナイスタックルなどで、3プレーでパントに追い込み、良い流れでオフェンスに繋いだ。
なんとかリードして前半を終えたい中大の攻撃は松岡の30ヤードランで敵陣に侵入すると、上村の4連続ラン。最後は28ヤードを走り切り、この日自身3つ目のタッチダウンランを決めた。(28-21)
ディフェンスも止め切り、前半中大リードで後半に向かうこととなった。

【HALF】 中央大学28-21明治大学

3Q
後半最初の中大の攻撃は上村のランなどで敵陣まで攻め込むが、最後はパントとなってしまう。
リードを保ちたい中大ディフェンス。3年DL#9佐々木のQBサックがあったが、明大の攻撃を止める事が出来ず3Q残り2分でタッチダウンを許し、同点。(28-28)
このまま4Qへ突入。

4Q
中大ディフェンスは、3年LB#40松尾のQBサックなど明大の攻撃を止め続ける。しかし、中大オフェンスは不安定な天候の中の攻撃ということもあり、ファンブルロストなどミスが続き、流れを掴みきれず。そこで明大に44ヤードのフィールドゴールを決められ、逆転を許す。(28-31)
その後も中大オフェンスは点をとる事が出来ず、試合終了。

【FINAL】 中央大学28-31明治大学

以下、和地HCによるコメント。

「オフェンスは準備してきた事が前半は良く出来ていた。そしてディフェンスは、ランプレーがキーだったが、止め切る事ができなかった。キッキングでは、特にキックカバーが最後までミスを修正する事が出来なかった点が、この試合結果に響いたと思っている。
また、最後オフェンスに立て続けに起こったミスも、日頃から起きているもの。練習の内容がそのまま出てしまったと思う。

次節に向けては、気持ちを切り替えて引き続きチャレンジャーとして準備していく。」

Photo by Ken Matsubayashi