1Q
第2節、春の敗戦から4か月。チャレンジャーとしてリベンジに燃える1戦。
早大のリターンで試合開始。中大ディフェンスはファーストダウンを一度更新されるが、3年LB#40松尾のロスタックルなどでしっかりと止めパントに追い込む。中大オフェンスは先制したい最初の攻撃であったが、インターセプトを喫してしまう。自陣でのディフェンスを強いられた中大は、ターンオーバー後2プレイ目でタッチダウンを許してしまう。しかし、キックは3年DL#9佐々木がブロック。(0-6)
追いつきたい中大オフェンスであったが、サードダウンロングのシチュエーションで、またしてもインターセプトを喫してしまう。
中大は厳しいフィールドポジションでのディフェンスではあったが、フィールドゴールシチュエーションに追い込む。しかし、ここで反則がありその後タッチダウンを奪われてしまう。(0-13)
中大ディフェンスは松尾、4年DB#7竹田を筆頭に好プレーが続き中大、早大共にパントを蹴り合い1Qが終了。(0-13)

2Q
中大のオフェンスはなかなか前進できず、早大にフィールドゴールを決められ点差を広げられる。(0-16)
その後も中大オフェンスは苦しい展開が続く。しかし、中大ディフェンスは3年LB#18山岸のパスカットなどで早大オフェンスを止め続け、前半残り1分となった。なんとか得点したい中大オフェンスは1年QB#2小野から4年WR#1寸田の20ヤードパス、1年WR#15新保の2度のパスキャッチでフィールドゴールのチャンスを得る。しかし、47ヤードのフィールドゴールは惜しくも外れ前半終了となった。

【HALF】 中央大学0-16早稲田大学

3Q
反撃したい後半最初の中大の攻撃であったが、パントに終わってしまう。続く早大の攻撃はラン、パス織り交ぜ進まれ、タッチダウンを許す。(0-23)
中大オフェンスは2年RB#10上村のランを中心に前進し、敵陣に侵入したが、得点に結びつけることは出来ない。

4Q
4年DB#5木下のインターセプトで4Q開始早々攻守交代でチャンスを掴む。得点につなげたい中大オフェンスではあるが、なかなかレッドゾーンまで侵入することはできない。その中でも中大ディフェンスは松尾などの良いタックルで早大の攻撃を止め続ける。小野から3年WR#13松岡、3年WR#11宮澤らへロングパスが通り、着実に前進していく。最後に3年QB#17米山から宮澤へのタッチダウンパスが成功。(23-7)
中大は試合最後のシリーズで得点する事はできたが、試合を通して自分たちのファンダメンタルの弱さに苦戦した。

【FINAL】 中央大学7-23早稲田大学

以下、4年AS吉川によるコメント

「苦しい展開が続くなか、ディフェンスが粘ることができたのは前節から改善できた点であった。また勝負所で相手オフェンスを断ち切れたことも1つの前進といえる。一方で、前半の立ち上がりや、落ち着いて対処したい場面で自分の役割を守りきれないなど、まだまだ未熟な点も多く、強豪と呼ばれる大学との差も感じた。

次節までは1週間と、非常にタイトなスケジュールとなる。必要な反省をし、次節に向けて準備をしていきたい。」

 

Photo by Ken Matsubayashi