平素よりご支援を頂きありがとうございます。
本年度主務、MGRリーダーを務めます。
4年MGRの吉田茉彩です。
秋季リーグ戦開幕にあたり、私のチームへの想いを書かせて頂きました。
 

○アメフト部入部
私は高校時代も硬式野球部のMGRをしていました。高校野球を見るのが好きで、憧れの役職で活動ができることが嬉しく、日々活動に精を出していました。ラクーンズとは違い、創部1年目のチームで公式戦では勝利をあげたことがなく、同期のMGRは1人もいませんでした。仕事内容は、ドリンクやおにぎりの準備、試合の記録、縫い物、ブログ更新など、自分の中では想像通りのもので、選手達と公式戦初勝利を目標に活動できることにやりがいを感じていました。
しかし、その中で、違和感を感じる瞬間も多くありました。
友達など周りの人にMGRをしていることを伝えると、MGR=雑用といったイメージが強くあることを知り、違和感を感じました。
MGRは直接プレーはできませんが、同じ部員です。私は、選手1人1人にポジションがあるようにMGRも1つのポジションとして扱われるものだと考えていました。
だからこそ、同じ勝利という目標に向かって取り組んでいるにも関わらず、そういった偏見や、世間の目があることを知り、とても悔しかったです。
そこで大学では、MGRを続けると同時にもっと仕事内容が幅広いチームに入りたいと思いました。
当時、多くのチームを見た中でラクーンズは、スタッフというユニットの中にMGR、TRといったポジションが存在し、その中でプロジェクトとして会計や、マーケティングなど、学生でここまで関われるのかと思うような仕事が分野ごとに配置されていて高校時代とは違った『組織』というものを強く感じました。
練習見学や先輩方との会話を通して、このチームであれば、本当にスタッフと選手が対等に活動できるのではないか、そしてラクーンズが日本一を目指せる環境にあることに魅力を感じ、入部を決意しました。

○活動を通して、そして主務として
ラクーンズでの活動を通して、大所帯のチームを動かすマネジメント、規模の大きいプロジェクトの成功など、今まで沢山やりがいを感じる瞬間がありました。
また、現状スタッフの人数が少ない中でも、同期、後輩に支えられながら無事チーム運営ができています。毎日刺激をもらってばかりです。
しかしどれだけスタッフの運営や、プロジェクトが成功しても、チームが試合で負けてしまえば、結果は負けです。
実際、昨年の秋シーズンの日大戦で、試合中所々チーム内で覇気が薄れる瞬間を感じていましたが、何もできないまま敗戦し、やるせなさと悔しさでいっぱいになりました。
この気持ちをどこにぶつけたら良いのか分からず、3年生の冬、同期MGRと共に、須永HCに、秋シーズンに感じた悔しさや、自分が今まで感じていた世間のMGRに対するイメージへの違和感を話し、須永HCはそのシーズンをどう感じたのかを伺いました。
その時の対話を通して、選手・スタッフが一体感のあるチームになるために、自分達の考えをもっと発信していく必要があると感じました。
そこで私は主務になるにあたり、この発信に力を入れようと思いました。やはり、選手とは違い、具体的にプレーの良し悪しのアドバイスはできません。ただ、「雰囲気が暗い」、「規律が緩んでいる」そういった普段ずっと一緒に活動しているからこそ分かる変化というのはあると思います。私は、きちんと選手に対して、『自分達スタッフの想いや取り組みを託せるかどうか』、この視点を大切に主務として活動したいと思っています。だからこそ、そのような変化を感じたならばきちんと伝える責任があると思います。
 
スタッフも日本一になりたいと思っています。
 
その為に選手と要求し合いながら共に切磋琢磨し、選手を信じ、このチームで日本一になりたいです。
日本一になれると信じています。
秋シーズンもご声援の程宜しくお願い致します。